香川県「未来投資応援補助金」採択されるためには?

「香川県事業者の未来への投資を応援する総合補助金」(未来投資応援補助金)が2025/2/10から募集開始されており、締切りは3/21まで(郵送受付のみ・締切当日消印有効)となっています。特徴としては、
・対象者が広い(医療法人、農業法人、NPO法人も対象になる)
・経費範囲も広い(キッチンカーもまるごと補助経費対象になる)
・老朽機器類の買い換えでもOK(ただし「売上増」か「固定費削減」は必要)
・2024/10/1~2025/9/30に支払い完了・証憑確認できるものが補助経費対象となる
(一部、遡及した経費が認められる)
等があります。
一般的に言って、補助対象経費の過去遡及や老朽機器の買い換えでも認められるのは珍しいですし、キッチンカーがまるごと補助経費対象になる補助金は本当に珍しいです。「キッチンカーを買いたい」と思っていた事業者さんはチャンスですね。

で、補助金の詳細については、公式ホームページを読んでいただくとして「採択されるにはどうしたら良いか」を解説しておきます。

補助金に採択される秘訣は、、「補助金の目的に沿った申請をすること」「公募要領を読込むこと」「問われていることに正面から回答すること」に尽きます。

未来投資応援補助金の目的については「県内の事業者が、物価高騰等による影響を乗り越えるため、創意工夫を凝らして取り組む設備投資に要する経費に対して予算の範囲内で補助金を交付し、県内事業者を支援することを目的とします。」と書かれています。“創意工夫” が重要なキーワードと思われるため、ただ単に「キッチンカーを新規購入して売上向上」とか「老朽機器を新型に買い換えて電気代を低減」といった内容だと採択されづらいと考えられます。例えば「キッチンカーを中心とした地域コミュニティを作り、地域の活性化を図る」とか「新型機器により生産性の向上・コスト低減を実現すると同時に、新型機器では精細な加工が可能となるため○○のような新製品を開発する」という感じでしょうか。。いわゆるシナジーを生む事業計画が有利と思われます。

また、公募要領はこちらですが、
・P.1~3 補助対象者・補助対象事業 (⇒そもそも当社の事業は対象なのか?)
・P.3~4 補助対象経費・補助対象経費の考え方
・P.24~28 事業計画書記載例の黄色フキダシの解説
辺りは特に念入りに読み込んで理解する必要があります。

事業計画書についてはP.1「補助対象事業」の
①成長につながる新事業展開/事業分野拡大に必要な設備投資 なら「売上増」
②生産性向上につながる設備投資 なら「固定費削減」
について “創意工夫”した内容を具体的に回答・アピールすることが必須となります。

P.28の「参考」の部分も重要でしょうね。。これらは直接該当しなくても(こじつけ気味でも)全ての項目についてアピールしておくと良いのではないかと思います。

また、審査員側の事情も考慮した方が良いです。審査員は中小企業診断士等の専門家が行うケースか多いのですが、それぞれ1日何件も審査するため、未来投資補応援助金のような軽めの補助金の場合は1件15分から30分程度でサクっと審査してしまいます。なのでそういうことも考慮して、文章は簡潔に、箇条書き多めで、極力理解しやすい申請書を書くのがベターです。(「たくさん書けばたくさん伝わる」と思わないように!)
前述の3点に気をつけた上で、分り易い文章で「問われていることに正面から回答」し、他の事業者と差を付けられれば「採択」となるでしょう。

挑戦される方は、がんばってください!

※1月に松戸市で行ったセミナー「補助金申請のコツと注意点」のPDF(パワーポイント資料50ページ)をご希望の方に差し上げます。補助金全般、一般的な内容になっていますが補助金の注意点については参考になるのではと思います。お問合せフォームからご連絡ください。